浮気発覚という事実に愕然
「浮気」とは信じていた人が信じられなくなる行為であると感じた経験があります。そのことを知った時の絶望感は、生きていた中で最高のものだったと思います。その当時、彼の異動によって遠距離恋愛となり、私が彼のところに行くことがありました。
知り合った当時から怪しい行動は山盛りで、見て見ぬふりをしつつも証拠集めをしていたので、近くにいるときからいろいろ思っていたことはありました。
ちなみに怪しい行動とは、「飲み会」といって居酒屋の前で降ろしたら逆方向に歩いて行ったり、家は教えてくれない(車ですぐわかったけど)、名前は偽名・・・もうね、ネタかと思うほどありました。今でこそ笑えるけど、あのころは信じたかったんですよね、彼を。
そんなこんなで、会っているときに彼が爆睡しており、起きる気配が全くなかったので、悪いこととは思いつつ、バッグの中を見せてもらいました。そうすると、出るわ出るわ、お宝が。いろんな「彼女」からもらったであろう、お手紙やら似顔絵やらわんさかと。中でも「パパへ」と書いてあるかわいいお手紙には、いついかなるときにも睡眠欲が最も強い私を、一睡もできない心境にしてくれました。 朝になって、彼に正直に話して、離婚しているお話などなど聞きましたが、もはや信じる余地もなく、その日を境にお別れしたのは言うまでもありません。この経験から、人に対して「期待はしない」ということ、「常に客観的に見る目を持つ」、そして「ハマりすぎない」という教訓を得ましたよ。